校章・校歌
校章
阿久比の地名は、古く和名類聚抄に「英比」と記載されている由緒深いものである。この地は知多半島内では古くから開け、当時の中央官庁にも、よくその名の通っていた所であった。
またこの地に往古、菅原道真公の孫に当たる英比丸(あぐいまる)が在住した故事にちなみ、
阿久比町花として梅が制定されている。
校章は梅の花をかたどり、中央に高等学校の「髙」の字を配した。
梅は早春、他の花に先駆けて開花する。花は素朴であるが、香気と高い気品を備え、古来、多くの人に愛でられてきた。ときに寒風の中に孤高を保つ姿は、青年をしておのずから高潔へいざなうものである。菅原公にちなむ学問的雰囲気を標榜し、この願いを全形にこめた。